Japanese Society for Popular Music Psychiatry
日本軽音楽精神医学研究会(音P)
日本軽音楽精神医学研究会(略称:音P/おんぷ)は、
ポップス(アニメソングなどを含む)、ロック、ブルース、ジャズ、電子音楽などの「軽音楽」が心と脳に与える影響について、
精神医療・臨床・研究・教育・当事者の視点から、多角的に探究するネットワークです。
メロディー、リズム、歌詞、演奏・歌唱、ダンス(音楽に付随するもの)、制作・配信といった広い意味での「音楽実践」を対象に、
学術的なディスカッションと、ライブ感のある語り合いの場をつくります。
お知らせ
- 2026年4月15日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)の紹介動画が修正されました。
- 2026年4月14日:公式ホームページがこちらへ(https://music-mind.jp/)移転しました
- 2026年3月31日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)の紹介動画ができました。
- 2026年3月10日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)のホームページを公開しました。
- 第一回研究会は2027年3月20日(土)長崎市にて開催予定です。
会長挨拶
会長挨拶(クリックすると表示)
当研究会の会長を務めております今村と申します。
近年、精神医学および関連領域において、こころとからだの不調の背景には、感情調節や自律神経機能の調整不全(dysregulation)が深く関与していることが想定されるようになってきました。こうした調整機能の回復・維持は、精神疾患の予防・治療のみならず、広くメンタルヘルスおよびウェルビーイングの向上において重要な課題とされています。
音楽は、こうした調整機能に働きかける有力な手段のひとつと考えられます。音楽を聴く、歌う、演奏する、創作するといった活動は、情動や生理機能に多面的に作用し、個人および集団における心理的・社会的調整を促進する可能性を有しています。実際に、うつ病、不安症、睡眠障害などを対象とした音楽的介入研究や、精神科リハビリテーションにおける音楽活動の実践、神経発達症のある子どもに対する音楽的介入の取り組みなどについて、知見が着実に蓄積されつつあります。
本研究会は、こうした知見を踏まえ、軽音楽を中心とした日常的な音楽実践とメンタルヘルスとの関連について、学際的かつ実践的に検討することを目的として設立されました。精神医学にとどまらず、心理学、神経科学、リハビリテーション科学、教育学、人文社会科学など多様な領域の視点を統合し、音楽を通した情動調節(情動調律)および自律神経調節の理解を深めるとともに、その応用可能性を探求してまいります。
ここでいう「軽音楽」とは、ポップス(アニメソングを含む)、ロック、ダンスミュージック、ジャズ、電子音楽など、日常生活に広く浸透した音楽文化を指します。こうした音楽は学校の部活動や若者文化の中で広く親しまれており、最近では特にSNSや音楽ストリーミングなどを介して、誰もが関わりうる身近な実践領域として位置づけられます。
また、本研究会は専門家のみならず、音楽実践者、当事者、ご家族など多様な立場の方々が参画できる開かれた場であることを目標としています。音楽を通したリカバリーや自己表現の経験を共有し、臨床・研究・教育の枠を越えた対話を促進することも、本研究会の重要な役割のひとつです。
本研究会が、音楽とこころの関係をめぐる知見の深化と、その社会的応用の発展に寄与する場となることを願っております。皆様のご参加とご支援を心よりお願い申し上げます。
役員紹介
役員一覧(クリックすると表示)
会長- 今村 明
- 本田 秀夫
- 辻井 農亜
- 佐々木 剛
- 関 正樹
- 馬場 存
- 原田 剛志
- 福元 進太郎
- 松田 文雄
音Pとは(設立趣旨・目的)
日本軽音楽精神医学研究会(音P)は、軽音楽を中心とした多様な音楽が、情動調節・アイデンティティ形成・対人関係・リカバリーストーリーなどにどのような役割を果たしているのかを、精神医学・心理学・神経科学・リハビリテーション科学・人文社会科学などの視点から検討する研究会です。
- 音楽と精神医療・メンタルヘルスの接点を、横断的・学際的に探究する。
- 臨床・研究・教育・当事者活動の知見を持ち寄り、実践に役立つ知を共同で編み直す。
- 若手専門職・学生・当事者・音楽実践者などがゆるやかにつながる場をつくる。
対象とする領域の例
- ポップス・ロック・ジャズ・電子音楽とメンタルヘルス
- 精神科リハビリテーションとしてのカラオケ・プログラム
- 他者との情緒的交流を促すコーラス・プログラム
- 楽曲・歌詞分析と自己物語
- ライブ体験・フェス文化・サブカルチャー
- 音楽制作(DTM・バンド活動・同人音楽など)とリカバリー
- 音楽とダンスとの融合によるこころとからだのリカバリー
- 音楽とアタッチメント・トラウマ・情動調節
- 神経発達症と音楽感受性・ハイパーフォーカス
- 音楽ストリーミング/SNSと若者のメンタルヘルス
主な活動内容
研究会・年次大会の開催
年1回程度の大会および、テーマ別の対面/オンデマンド研究会を開催します。口演発表・ポスター発表に加え、ライブ・試聴セッションなど、音楽らしい形式も取り入れます。
- シンポジウム(例:ポップスと青年期メンタルヘルス)
- 実践報告(臨床・地域・教育現場から)
- 若手セッション・当事者セッション
教育・アウトリーチ
動画配信などのオンラインコンテンツや市民公開講座などを通じて、音楽とメンタルヘルスに関する最新知見を社会へ発信します。
- オンライン配信・アーカイブ
- 市民・当事者向けレクチャー+ミニライブ
入会のご案内
音Pは、精神科医、心療内科医、臨床心理士・公認心理師、音楽療法士、作業療法士、看護師、ソーシャルワーカー、研究者、大学院生・学生とともに、こころの領域に関心を持つ音楽実践者(ミュージシャン・バンド関係者・作曲家・エンジニアなど)、当事者・家族の皆様にも広く開かれた研究会です。
入会希望の方は、もうしばらくお待ちください。システムが出来次第、ご案内いたします。
- 正会員:医療・教育・研究・福祉などに従事する専門職、当事者やその家族の方、心の領域に関心を持つ音楽実践者
- 学生会員:大学院生・大学生など
- 賛助会員:趣旨に賛同し活動を支援してくださる個人・団体
大会・研究会・イベント情報
現在、第1回大会(市民公開講座+懇親会ライブ)の企画準備中です。
開催日時: 2027年3月20日(土)、場所: 長崎市、形式: 対面および研修会+ライブ終了後動画公開
となっております。演者募集などの詳細は、確定次第こちらのページでお知らせいたします。- 設立記念 市民公開講座
- 懇親会ライブ
お問い合わせ
日本軽音楽精神医学研究会(音P)に関するお問い合わせは、下記の連絡先からご連絡ください。入会のご希望に関しては、もうしばらくお待ちください。
- 日本軽音楽精神医学研究会 事務局
- E-mail:admin[at]music-mind.jp (※ [at] を @ に変えて使用してください)
※ 現在、本会は設立準備中のため、事務局所在地・問い合わせ先は変更となる可能性があります。最新情報は本ホームページでご確認ください。